突発性難聴の治療のため入院し、４日に退院していたＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓ・堂本剛（３８）が１１日、ＮＨＫの生番組「うたコン」（火曜、午後７・３０）への出演を見合わせた。番組には堂本光一（３８）が１人で出演した。

　番組冒頭で司会の小郷知子アナウンサーが「堂本光一さん、今回はおひとりでの出演です」と説明し、光一が静かに頭を下げた。

　番組で剛の様子を聞かれた光一は「本当にご心配をおかけしまして、すみません」と詫び「元気は元気なんですけど、やはりまだ耳の方が良くはなっていないので、ちょっと歌うにはまだ厳しいかなということで大事をとっています」と説明した。

　この日はＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの２０年を振り返る企画が放送され、光一が１人で歌唱を行った。　剛は４日に退院後は療養しており、再入院はしていないという。

　番組ＨＰでも放送前に「一部でＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの出演情報をご案内しましたが、堂本剛さんは体調不良により今回出演しないこととなりました。堂本光一さんのソロ出演でお送りする予定です」と掲出された。

　剛は６月２０日ごろから左耳の調子の悪さを訴え通院、同２７日から入院していた。病院ではステロイドのパルス療法などの治療を受けたとみられる。

　ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓは７月２１日がデビュー２０年の記念日。１５、１６日には横浜スタジアムで、デビュー２０周年の記念イベントが予定されている。