桑田佳祐史上最小!300人の超プレミアライブ ハイタッチにハグと大サービス
サザンオールスターズの桑田佳祐(61)が11日、東京・六本木のライブレストラン「Billboard Live TOKYO」で2DAYS公演の最終日となるソロライブを行った。客席数300は桑田史上最小規模のプレミアライブ。超近距離でハイタッチはもちろん、女性ファンを抱き寄せるなど異例のサービスを連発し「この距離で楽しめるのはうれしゅうございます」とステージを満喫した。
客席に向かって呼びかけるお得意のフレーズ「アリーナー」もこの日ばかりは必要無かった。客席の間を通って登場した桑田は「この距離でしげしげと見つめられると恥ずかしいのよ」とお触りOKの距離を楽しんだ。
ステージと客席との距離は1メートル足らず。観客との距離はもはや0だった。桑田は最前列の女性に、小道具として使用したバラの花束を渡したり、軽く抱き寄せたり、男性ファンにはギターのピックを手渡ししたりと大サービスの連続。ハイタッチをして泣き出すファンもいたほどだった。
コール&レスポンスも個人単位に。この日が誕生日だというファンのために「ハッピーバースデートゥーユー」を本人の名前入りで披露した。福岡から来たというファンには「大変だったね。お見舞い申し上げます」と豪雨被害を気づかう一幕もあった。
数百人サイズの会場での公演は1999年の東京・新宿のリキッドルームでのサザンのライブ以来。今年初でもあったステージでは「波乗りジョニー」や8月23日発売のソロアルバム「がらくた」収録の「君への手紙」など23曲を披露した。
ライブは自身がメインMCを務めるTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(土曜、後11・00)にちなんで「この夏、大人の夜遊びin日本で一番垢抜けた場所!!」というコンセプトで開催。10月17日から、5大ドーム公演を含む40万人動員のツアーを行うが、大規模会場での開催を前に、ミニマムな空間で濃縮された桑田ワールドを見せつけた。