NHKが生謝罪 ホリエモン、ヒトラー?柄のTシャツでNHK生出演
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(44)が、12日午後1時5分から放送されたNHK総合の生番組「ごごナマ」にナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーに似た人物のイラストが描かれたTシャツを着用して出演し、NHKは放送中に謝罪した。堀江氏は「NO WAR」のメッセージTシャツだと説明している。
このヒトラーに似た人物は、襟にピースマークを付け、「NO WAR」という言葉を発している。
番組の終盤、同局の阿部渉アナウンサー(49)は「今日、この番組にご出演いただきました堀江貴文さんのTシャツについて、視聴者の方から問い合わせをいただいております。Tシャツはご本人が持参されたもので、戦争反対を示すNO WARという文字や、反戦のマークが入っておりました。しかし、ヒトラーを想起させるというご意見をいただきました。不快な思いを抱かれた方にはおわび申し上げます」という謝罪文を読み上げ、頭を下げた。
堀江氏は出演後、公式ツイッターで、「なんでまたヒトラーのTシャツなんですか?」という質問に「ん?NO WARのメッセージTだよ」と答えている。
ネットでは「完全にアウト!NHKの映像は世界中に流れてますよ」「ヒトラーのTシャツ着て出ても良いの?」「ホリエモンのTシャツと船越さんが心配」「NHKいいんか?」「ホリエモンのTシャツ、本当にだめなやつだろ」「居るだけで放送事故」「日本でもこれダメなんじゃ…?」「コールセンターは電話の嵐かと…」などと懸念の声が続出。
「Tシャツがピースフルで凄く良い」「さすがっす」といった賛同の声もあった。
ロックバンド「ソウルフラワー・ユニオン」は、公式フェイスブックで「NHKにわざわざヒトラーTシャツを着て出演する堀江貴文。」とコメント。賛否は記していない。
なお、堀江氏には「我が闘争」という、ヒトラーの著書と同名の自叙伝がある。