南果歩「精神的にダメージあって…」 出演ドラマ打診時振り返り意味深コメント
女優の南果歩が13日、NHK「ごごナマ」で、出演中のNHKBSドラマ「定年女子」について、出演の打診があった時のことを振り返り「精神的にダメージがあって」とコメント。MCの船越英一郎も熱心に聞き入る一幕があった。南は夫である俳優の渡辺謙の不倫疑惑が報じられており、そのことを匂わせる意味深コメントとなった。
番組では、南と山口祐一郎をゲストに迎え、2人が出演中のドラマ「定年女子」について話を聞いた。このドラマで南が演じるのは、夫の浮気が原因で離婚したシングルマザー。家庭では娘を育て上げ、仕事では会社の都合で“役職定年”の転機を迎える役どころだ。
番組内でこのドラマについて聞かれた南は「実はこの本を頂いた時に精神的にダメージがあって、一旦このお仕事はお断りしようと思っていた」と打ち明けた。「ただ制作陣の熱い思いというのがすごい伝わってきて、私頑張ってみようという気になって。私自身もこの作品によって生きる活力をもらった」と、実生活と重なる主人公を演じきる覚悟と、演じたことで得たものを力説。「私にとって大切な作品で、大事に演じていきたいし、今、みんなに感謝の気持ちを持ちながら、撮影しています」とおだやかな笑顔を浮かべた。
船越も「素晴らしいですね。作品に力をもらった力強い果歩さんを見て、視聴者の僕らも元気をもらうって…」としみじみ感じ入っていた。
南は4日行われた同ドラマの制作発表にも登場。渡辺の不倫が報じられてから初の公の場となったが「ちょっと心身共に落ち込んでいた時期に、こういう作品に巡り合えて、神様が引き合わせてくれた素晴らしいご縁」などと語っていた。