奥田民生が「エンジン」客前で初披露、カーズ出演・藤森慎吾は「大興奮」
映画「カーズ/クロスロード」(15日公開)公開記念マックイーン応援フェスが13日、東京・EXシアター六本木で行われた。イベントでは日本語版エンドソング「エンジン」を歌う奥田民生がスペシャルライブを披露。客前では初めて同曲を歌うという奥田のパフォーマンスに、出席したクルーズ役の松岡茉優、ストーム役の藤森慎吾、メーター役の山口智充は感激していた。
この映画のために曲を書き下ろした奥田は「迷惑がかからないように。まったく見当違いな曲をつくらないぞ、という心意気で」と、ひょうひょうと心境を明かした。山口から「そんなことにはならないでしょ」と突っ込みが入る中、「ちょっと予告編みたいなのを見て、イメージが湧きました」と、カーズのために作り上げた一曲を振り返った。
奥田のライブ中、舞台袖ギリギリで身を乗り出すように見ていたという藤森は「ここに参加できることがうれしくて」と感無量の面持ち。94年発売の奥田のソロデビューシングル「愛のために」を買って、カラオケでも歌っていたといい、「大興奮でしたね。もうたまんないですよ」と一ファンのような目線で話した。
実は出演者にもギリギリまで奥田がエンドソングを担当するとは知らされていなかったという。吹き替えの収録の最後に奥田の歌声が流れてきてようやく分かる、という仕掛けだったといい、山口は「声を聞いた時にね、民生さんなんですよ」と驚きを語れば、松岡も「予告編、泣きながら録りましたもん」と感激したと明かした。