渡辺謙の一問一答【1】「私の軽率なふがいない行動がご迷惑を」
俳優の渡辺謙(57)が15日、都内で会見を開き、3月30日発売の週刊文春による30代の元ホステスとの不倫報道が「おおむね事実」であると認め、謝罪した。
一問一答は以下の通り。
(あいさつで)「本来ならば記事が出てすぐにでも、皆さまの前でお話をするべきだったかもしれないですが、僕自身がきちんと事態を把握し、妻のこともありましたので冷静な時間も必要でした。仕事が今後どうなっていくのかというのを、きちんと対処させていただく中で、少し時間をいただくことになってしまいました」
「この春、出ました記事に関しては、おおむね事実でございます。本当に私の軽率なふがいない行動が、応援してくださった方々に多大なご迷惑ご心配ををおかけしたことを、本当に申し訳なく思っております。おわび申し上げます」
「何よりも、妻には本当に苦しい、悲しい思いをさせてしまったことに申し訳なく思っておりますし、きちんと謝罪をして、ことがことなので、少し時間をかけながら、ゆっくりと今、軌道修正しているところでございます。こんな男ではございますが、もう少し応援してやってもいいかなという方がいれば、もう一度、自分を見つめ直して、俳優という仕事の中で自分が何ができるか、前に進んでいきたいと思っております」
-女性とはいつ知り合ったのか。
「僕が大阪で舞台(『ホロヴィッツとの対話』=13年3月)をやってた時に、見に来てくださいまして、直接一緒に食事をしたのが発端。基本的に一般の方でございますので、プライベートなことに関しては控えさせていただきたい。(交際が)ずっと続いていたというわけではなくて、僕はこの間もアメリカで仕事をしていたりもしましたし、僕の中の決断がつかずにいた」
-相手の女性との話し合いは。
「もちろん、先方にもご迷惑をかけてしまったので、きちんと話をして関係を解消いたしました」
-慰謝料などで解決したのか。
「ないです。ありません」
-(妻の)南果歩もショックを受けたと思うが。
「最初はすごくショックが大きかったので、どうしていいかということに関してちょっと時間がかかったんですが、落ち着いてきた時に、もちろんきちんと謝罪しました。『こんなことであなたが積み重ねてきたことが、消えるわけではないから、頑張ってね』と言ってくれました」
-自宅には。
「それはすぐには戻れないでしょ…。きちんと少し冷静になる時間が、必要だったのもあります。1人で山小屋に行って仕事の準備をすることはありました。(南とは)連絡は取り合っていますし、彼女の時間があけば訪ねてきたりもしましたし、僕が必要な荷物があれば宅配便で届けてくれたりした」