桂文枝 会長勇退撤回、9期目に意欲…富士山登頂で自信「体力続く限り」

 落語家・桂文枝が74歳の誕生日を迎えた16日、大阪・天満天神繁昌亭で「桂文枝・芸能生活50周年記念誕生日特別公演」に出演。13日に富士山登頂に成功し、山頂で奉納した自身275作目の創作落語「富士山初登頂」の全編をファンに披露した。

 終了後に取材に応じた文枝は、10時間半をかけて成功した富士山登頂を「健康の上でもまだやれるぞという自信がつきました」と回顧。昨年に今期(8期目)での勇退を表明していた上方落語協会の会長職に関して「(来年の)選挙で選ばれたらですが、体力の続く限りやりたいと思います」と続投に意欲を示した。

 文枝は「(富士山登頂は)各方面にご迷惑をかけましたが、これで協会もいろいろやることがありますが、健康の上でも自信がつき、もっと頑張れるんと違うかという気持ちがわいてきました」と語った。

 来夏に神戸に開場予定の「(仮称)神戸新開地演芸場」を軌道に乗せることや、若手落語家の育成などの課題を挙げ「自らが範を示し、落語に身を捧げる気持ちになりました」。

 来年に改選予定の上方落語協会会長職についても、昨年に8期目就任時には年齢などを理由に「最後の2年間と考えている」としていたが、この日「選挙で選ばれたらですが、体力の続く限りやりたい」と語った。

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