丸刈りジュリー 50周年やから50曲熱唱! 全国60カ所ツアー開幕
歌手の沢田研二(69)が16日、東京・渋谷のNHKホールでデビュー50周年記念のライブツアーをスタートさせた。
沢田は先月18日に終わった音楽劇「大悪名」で髪をそり上げたため、ほぼ丸刈り状態で登場。冒頭で流された“若き日のジュリー”の映像を「あれはオレじゃないからね。親戚の子だからね」と言い訳し「この頭で全国行脚せにゃあかん」とぼやいてみせた。
ライブは50周年にちなみ、百数曲のシングル盤の中から最新曲「ISONOMIA」を含む50曲を厳選。沢田は「たくさんのお客さんの前で歌えることがうれしい」と深々と頭を下げ、ザ・タイガースのボーカルとしてデビューした1967年の「僕のマリー」、PYG時代の「自由に歩いて愛して」(71年)、71年のソロデビュー曲「君をのせて」とともに大ヒット曲「勝手にしやがれ」、「時の過ぎゆくままに」、「危険なふたり」、「TOKIO」、「ダーリング」などを息つく暇もなく歌い続けた。
沢田が50曲以上歌唱するのは08年の還暦ライブで6時間半をかけて80曲を歌って以来。「50周年やから50曲やりたいと思ったの。やると言ったらやる」と声をかすれさせながら約2時間半で“完走”した。
ツアーは来年1月26日まで全国60カ所66公演が行われる。