ひふみん、藤井四段は「高校に進学しない」と推測…ニックネームは不満だった
今年6月に現役を引退した将棋の加藤一二三九段(77)が18日、都内で行われた「Yahoo!ゲーム『新ゲームプラットフォーム』メディア発表会」にゲストとして出演。自身の最年少プロ記録を塗り替えた藤井聡太四段(14)の進路について言及した。
加藤九段は藤井四段と同じく中学生でプロ入りしたが、高校に進学。卒業後は早大にも進学(中退)。「私が18歳で早稲田に行ったのは、周りの人から『大学に行った方が視野が広がるから』と自身の経験を明かした。
その上で、高校進学するかどうかが注目されている藤井四段については「ちょうど迷っているところなんだけど、彼は今、中学生なのに背広を着て戦っている。私としては、進学しないで、プロとして一生やっていく決心だと解釈している」と、高校には進学しないとの推測を示した。
また、自身につけられた「ひふみん」というニックネームについては「今は受け入れている」としつつ、「15年ほど前に初めて言われたんですが、私は勝負師ですから、やわらかく感じられるので、不満でした」と、心境を吐露した。