星組・紅ゆずるにインド映画監督が惚れた!?「連れ帰りたい」

 宝塚歌劇星組「オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~」(22日~8月7日)の大阪公演のゲネプロが21日、梅田芸術劇場で行われた。同作はインド映画が原作のマサラミュージカル。客席からファラー・カーン監督が見守るなか、トップコンビの紅(くれない)ゆずると綺咲愛里(きさき・あいり)が、本場顔負けのゴージャスさで歌い踊った。

 今作は1月に東京で、新トップコンビのプレお披露目公演として上演。紅は「初演のときはがむしゃらにインドを追い求めた。今回は出演者も変わったので、また新たな作品をお届けするつもり」と汗をぬぐった。

 カーン監督も目のあたりにしたタカラヅカに「とてもすごい!涙を流しながら見ました。タレントに男女はない」と感心しきり。「彼女たちを“ボリウッド”(インド映画界)に連れ帰りたいわ」とラブコールを送っていた。

 また大阪公演では、舞台最後にインド映画方式に、観客も出演者と一緒に踊るアンコールを新たに追加。紅は「お客様と一体となって、劇場をインドにしたい。お客様にも汗を流していただかないと成り立たないです!」と茶目っ気たっぷりに参加を呼びかけた。

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