藤井四段 15歳の初陣飾れず プロ2敗目「先に崩れてしまった」

 将棋の藤井聡太四段(15)が21日、東京・将棋会館で行われた「上州YAMADAチャレンジ杯」準々決勝で三枚堂達也四段(24)に敗れた。19日に15歳の誕生日を迎え、最初の対局を白星で飾れず、公式戦の通算成績は31勝2敗となった。

 藤井四段の後手番。戦型は藤井四段が得意とする角換わりに。持ち時間が各20分、切れた後は1手30秒の早指し戦は終盤、激しく競り合ったが、三枚堂四段の正確な指し回しに屈し、1時間46分、219手で投了した。

 相手の三枚堂四段は内藤國雄九段門下。藤井四段より前の13年に、プロ直前の三段リーグを1期で勝ち抜く「1期抜け」を達成した俊英だ。藤井四段は「先行されて、玉が薄い展開だったので、終始、自信はなかったですね」と冷静に振り返った。「(相手が)最終盤が強いというか、こちらが先に崩れてしまった感じがしました」と敗因を口にした。

 藤井四段の次戦は24日。大阪・関西将棋会館で行われる棋聖戦1次予選で西川慶二七段(55)と対戦する。

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