上西小百合議員 浦和サポーター事務所襲来に怒りの「くたばれ」ツイート
サッカーJ1・浦和を巡る発言が炎上している衆議院議員の上西小百合氏(34)の大阪事務所に、「浦和レッズファン」を名乗る男性2人が直接訪れ、トラブルとなっていたことが22日、事務所関係者への取材で分かった。上西氏はツイッターでこれを報告し、「くたばれレッズ!」と挑発。これに対し、浦和側はサポーターに冷静になるよう求めるなど、“上西VS浦和サポーター”の騒動は混迷を深めている。
「上西VS浦和サポーター」が泥沼化の様相を呈してきた。
関係者によると、22日午後、テレビ番組の密着取材を受けていた上西氏が、ビルの2階にある事務所に戻るためテレビクルーと階段を上がる際に、男性2人が事務所前まで付いてきたという。
男性らは「埼玉から来た」「レッズファンなんだけど、お前なんなんだ」と上西氏に迫ったといい、上西氏は「怖かった」と話しているという。テレビカメラが同行していたこともあり、大事には至らなかった。関係者は「1階の物陰で待ち伏せしていたのでは」と推察。周辺の住民によれば、数日前から事務所周辺で不審人物が目撃されていたという。
事の発端は上西氏がSNSで発信した浦和とサポーターへの批判。SNSは炎上し、上西氏が「殺害予告を受けた」などとして警察に相談する騒ぎに。上西氏は浦和側とも直接対話を希望したが、浦和はこれを固辞していた。
上西氏は事務所来襲トラブルをツイッターで報告。「浦和レッズ関係者がこれを黙認するのならば私にも考えがあります」と意味深につづり、続けて「くたばれレッズ!」と投稿した。
これを受け、浦和はHPで見解を発表。上西氏の発言にクラブとして関わらないとあらためて表明し、サポーターに「心情は十分にお察ししますが、こうした動きに反応することは、浦和レッズはもちろんのこと、Jリーグやサッカー界、スポーツ界にとってもマイナスになりますので、ぜひ自重いただきますよう、お願い申し上げます」と上西氏の挑発に反応しないように呼びかけた。今後の展開が注目される。