藤井四段が15歳初白星 西川七段に勝利
昨年12月のデビュー以降無敗で「29」連勝を達成し、連勝記録を更新した中学3年生の最年少棋士・藤井聡太四段(15)が24日、関西将棋会館で棋聖戦一次予選の対局に臨み、西川慶二七段(55)を113手で破った。19日に誕生日を迎えた藤井四段にとって15歳での公式戦初勝利となった。
藤井四段の先手で始まった対局。藤井四段はいつも通り、お茶をすすってから飛車先の歩を突いた。持ち時間が1時間と短いため、双方時間を使い切ったが昼過ぎには決着。12時16分、西川七段が投了した。
藤井四段は、15歳になってから公式戦2局目。21日に行われた対局では、三枚堂達也四段に敗れていた。通算成績は32勝2敗。
午後からは、阪口悟五段と対局する。