上西小百合議員 浦和騒動から撤退方針 それでも「くたばれレッズ!」撤回せず

 サッカー・J1浦和レッズなどのサポーターの反発を招いて大炎上した衆院議員の上西小百合氏(34)が、今後のスタジアム突撃などの行為は見送り、騒動の幕引きを図る方針であることが24日、分かった。議員事務所によると、今後は積極的に浦和レッズ関連の新たなツイッター投稿も行わない方針だという。

 上西氏の事務所は、上西氏が今後はレッズ関連のツイートを控える方針と説明。浦和サポーターとの直接対話を希望して浦和レッズに協議を申し込むも門前払いを食らい、球団HPで上西氏の騒動を「関われる案件ではございません」と掲載されたことを挙げ、サポーターとの強行接触も見送るとした。「サッカー協会にも迷惑をおかけすることになる」とし、撤退モードに入った。

 ただし、上西氏がサポーターの反発を招いた「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」「くたばれレッズ!」など一連のツイッター投稿に関しては、撤回や謝罪は行わないとした。

 また議員事務所に「殺す」「さらう」などと書かれた、殺害予告ともとれるファクスやメールが届いた件については、警視庁に被害届を出すという。

 上西氏は、この日は地元・大阪での政務のほか、読売テレビのバラエティー番組の収録にも参加した。

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