山川豊 ピコ太郎に続くべく、Jビーバーとのコラボを熱望
演歌歌手・山川豊(58)が25日、都内で新曲「黄昏」の発売記念イベントを開催。自身の代表曲「アメリカ橋」などを手掛け、肺炎のため今月22日に死去した作曲家・平尾昌晃さん(享年79)を悼んだ。
恩人の訃報は仕事で北海道に滞在中に届いたといい、「最初は信じられなくて…。さみしくてさみしくて涙が出てきた。頭の中で先生のことが思い浮かんで、その日はほとんど眠れなかった」と話した。
「アメリカ橋」は「肩の力を抜いて歌いなさい」とアドバイスされていた。レコーディングでは、開始前にまず、作詞した山口洋子さんを交え1時間ほど野球の話をして、リラックスして録音にのぞみ、一発OKだったという。「硬くなっていた僕の心をほぐしてくれたのですね」と、平尾さんの優しい人柄を示すエピソードを明かし、「お別れはつらいですが、先生の残していただいた作品を、大切に歌っていきたい」と誓った。
この日は「スポーツチャレンジシリーズ第2弾」として卓球に挑戦。みっちり指導を受けた後、小学生と対戦。3勝1敗と勝ち越したが、スマッシュを決め「たそがれ~!」と新曲タイトルを叫ぶなど、年齢を忘れすっかり本気モードだった。
また、6月行った新曲「黄昏」の発売記念イベントでは、動画プロデューサーとして、カナダ出身の歌手、ジャスティン・ビーバーとコラボを熱望。ジャスティンが動画に注目してブレークしたピコ太郎に続くヒットを目指す意向を明かした。
同じレコード会社所属であり、9月の来日公演時には楽屋へ直訴するつもりだった。だが、この日、ジャスティンが来日公演の中止を発表。「ジャパニーズ演歌をアピールしようと思っていた。見に行けるようにスケジュールを調整していただけに残念!」とさみしそうだった。