藤井四段が3連勝 「熱戦演じて勝ち上がりたい」
昨年12月のデビュー以降無敗で「29」連勝を達成し、連勝記録を更新した中学3年生の最年少棋士・藤井聡太四段(15)が27日、関西将棋会館で銀河戦の予選に臨み、平藤真吾七段(53)を101手で破った。局後「早指しの将棋なので積極的に指そうと思いました」と話した。
藤井四段の先手で始まった対局。持ち時間が25分と短いため、1時間ほどで決着。11時5分、平藤七段が投了した。局後、藤井四段は「銀河戦はテレビ棋戦なので多くの方に見て頂ける。熱戦を演じて勝ち上がっていけるように頑張りたい」と話した。
次回は8月4日、藤井四段にとって初めてのB級1組棋士との対局となる。相手の菅井竜也七段(25)は現在、王位戦で羽生善治王位に挑戦している実力者。「こちらも力負けしないように精一杯指したいと思います」と意気込みを語った。