フジ「とくダネ!」が謝罪 一般男性インタビューで「容疑者」テロップ
フジテレビ系朝の情報番組「とくダネ!」は28日、前日放送した企画の中で、一般男性のインタビューを誤って医師法違反の容疑者として放送してしまったことから、番組冒頭で謝罪した。
番組ではオープニングから小倉智昭キャスターが「今日は始めにお詫びをさせていただきたいと思います」と切り出し、梅津弥英子アナウンサーが「昨日、番組で放送した医療プロジェクト企画の中で、医師法違反容疑で70歳の男が逮捕された事件を扱いましたが、その際、一般の男性のインタビューを誤って容疑者として放送してしまいました」と説明。
「ご本人を始め、関係者及び視聴者の皆さまにご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。小倉キャスターも「申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
同番組では「“医学博士”が違法血液診断」と題し、無免許の70歳男性が診断料1万5000円で血液検査を行い、8年で3700万円以上の収入を得たと報じた。その際、インタビューに応じた一般男性の横に「医師法違反の疑いで逮捕」と逮捕された男性の名前をテロップで流していた。