中村獅童 がん手術後初の公の場でWの笑顔 復帰舞台決定&妻の妊娠発表

 5月に初期の肺腺がんを患っていることを発表し、6月に手術を受けていた、歌舞伎俳優の中村獅童(44)が28日、都内で行われた「松竹大歌舞伎」(11月1~26日、全国20公演)の製作発表会見に出席。同作で舞台復帰を果たすことを発表した。また、妻の沙織さん(33)が現在妊娠5カ月で、12月末にも出産予定であることもあわせて発表。二重の喜びをあらわにした。

 がん手術後、初めての公の場となった獅童は、「体調の方も順調に回復しておりまして、秋の巡業の公演、予定通りやらせていただくことになりました」とあいさつ。若干痩せたようにも見られたが、現在はリハビリとしてスポーツジムに通っており、筋トレの成果だと説明。「入院前の会見より、体重は3キロぐらい増えました」と明かした。

 体力面では「7、8割は戻ってきたと思う。ここ1週間でやっとせきが治まって、普通にしゃべれるようになった」という状態。手術後に最も気を遣っているのが食事で、沙織さんが無農薬野菜を使った健康食を用意しており、「にんじんジュースを毎日2リットルぐらい飲んでるんです」とニッコリ笑った。

 療養中には「あまり焦ってもしょうがないんで、なるべく芝居のことを考えないようにしていた、と言いつつ、気づくと考えていました」という獅童。加えて「毎日生きているという喜びを感じながら、亡くなった父や母のことを思い出したり…、生きているということには意味があるんだということを深く思いました」と語った。

 沙織さんが妊娠5カ月で、年末にも出産予定であることも発表。妊娠は、自身のがんが発覚する3日ほど前にわかったという。「喜んでいるさなかに自分のがんがわかって…。新しい命が生まれるということで、何としても元気になって、長生きしたいという気持ちになりましたね」と、生まれ来る我が子に勇気づけられた思いを明かした。

 舞台復帰は11月だが、仕事自体は8月上旬から再開。9月上旬には、自身が率いるアマチュアバンドのライブを名古屋、福岡、東京で行う。

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