雨上がり・宮迫 西成暴動で「ボッコボコ」にされた過去明かす

 雨上がり決死隊の宮迫博之が29日、カンテレ(関西テレビ)で放送された「雨上がりのナニモン!?」で、デビュー当時、西成暴動に巻き込まれ、警察官に「ボコボコにされた」過去を明かした。

 大阪市西成区のあいりん地区で起こった「西成暴動」と呼ばれる暴動は1961年の第1次から、2008年の第24次まで続いた。

 宮迫は「オレら、デビュー当時、新聞に載ったな」と切り出した。当時、夜中にバイトを一緒にしていた知り合いが「たまたま暴動が起こった向こう側(の地域)」に住んでおり、ある日、その知人の家に行こうと歩いていると、人気(ひとけ)が少なく、ところどころに警官の姿が見えたという。

 警官に「ここからは通ったらあかん」と注意されたものの、そこを通り抜けなければ知人宅には行けず、こっそり通り抜けると、そこは誰もおらず、急に車が爆発。暴動が始まった。

 「急におじさんがブワーッと出てきて、よう見たら前に機動隊が…(周りは)すごいお巡りさんで…」。たまたま暴動を起こした日雇い労働者側にいた宮迫は身の危険を感じ、警官側の場所に移動しようと、ダッシュで走ったが、逆に先頭を切って突っ込む“暴動のリーダー”のように受け取られてしまったという。

 「おじさん」たちからは、「兄ちゃん、行けー!!」とかけ声が飛び、警官側に到達した宮迫は、懸命に「違うんです、僕、(暴動側と)違うんです!」と説明したが、「5、6人(の警官)にブワーッってつかまれて、ボッコボッコにされて」と苦笑いで衝撃のエピソードを明かしていた。

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