生田斗真&瑛太 シリアスな3度目タッグ 来年5月公開・映画「友罪」
俳優の生田斗真(32)と瑛太(34)が映画「友罪」(来年5月公開)に主演することが30日、分かった。17年前の連続児童殺傷事件の犯人・鈴木(瑛太)と、友人になった男・益田(生田)の人間模様を描いた作品で、2人は3度目の共演を果たす。
2013年に作家・薬丸岳氏(47)が、かつて世間を震撼(かん)させた事件を起こした少年犯の“その後”を描いた同名小説が原作。映画「64-ロクヨン-」を手がけた瀬々敬久監督(57)が映画化した。ジャーナリストの夢に破れ、町工場で働く益田と工場で出会った鈴木の友情、疑心、後悔などがスクリーンで表現される。
生田と瑛太は、09年1月期のフジテレビ系月9ドラマ「ヴォイス~命なき者の声~」、映画「土竜の唄 香港狂騒曲」に続くタッグとなる。生田は「瑛太はゾクゾクさせてくれる俳優。僕と瑛太にしか出せない空気感を現場で出せれば」と信頼を寄せる。難役には「周りに過ちを犯した人間がいるということは、世界中どこでも起こりうることで、その立場に自分を置いたときに何を感じるかを大事にしながら挑みたい」と意気込んだ。
一方の瑛太は「彼はストイック。撮影が楽しみ」とコメント。元少年犯という役柄は私生活に持ち込まず、「切り替え」を大事に演じきることを『心構え』の一つに挙げた。今作はシリアスな展開が続くだけに、2人の“リアルなぶつかり合い”に注目が集まる。