宝塚月組新人公演、蓮つかさが最終学年で初主演 初々しいあいさつ
宝塚歌劇団月組新人公演「All for One~ダルタニアンと太陽王~」が1日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、蓮(れん)つかさが初主演した。初舞台から7年目までの生徒で上演される新人公演で、蓮は最後の学年。実力派らしい、歌と芝居を披露した。
だがあいさつでは、それまでの舞台とは一転。「無事終わってホッと…中央からの景色は想像以上で…責任ある…幸せな気分です」と言葉につまるなど、初々しい様子を見せた。「たどたどしいあいさつで、申し訳ありません」とペコリと頭を下げると、会場からは割れんばかりの、大きな拍手が送られた。
また初ヒロインの結愛(ゆい)かれんは、女性ながら、性別を隠し国王として振る舞う難しい役。「娘役としてもまだまだなのに、プラス男役。できないことばかりでした」と反省を口にしていた。