武田黄門 主題歌を歌えると勘違い 挿入歌狙う

 歌手で俳優の武田鉄矢(68)主演で、6年ぶりに復活するBS-TBS「水戸黄門」(10月4日スタート。水曜、後7・00)の会見が2日、京都市の東映京都撮影所で行われた。

 「水戸黄門」の主題歌は1969年にスタート以来、助さんと格さんが歌ってきた。今回も助さん役の財木琢磨(24)、と格さん役の荒井敦史(24)がレコーディングした。だが武田は「僕も歌うもんだと思って、『海援隊』(※自身が所属するグループ)の年取った助さんと格さんを従えて練習してたんだよ」とジョークまじりに苦笑い。「(5代目黄門の)里見浩太朗さんが歌っていたから。でもよく考えたら、里見さんが歌っていたのは、助さん・格さんをやってた時だった」と残念そうに口をとがらせた。

 だが「母に捧げるバラード」「思えば遠くへ来たもんだ」「贈る言葉」などのヒット曲を持つだけに、「実は曲を作ってる。流してもらえないかなと」とニヤリ。有名な主題歌は断念したものの、挿入歌を狙っていることを明かした。

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