田中麗奈「旦那さんの前でパックして台本読み」の新婚生活語る
女優・田中麗奈(37)が2日、都内で出演映画「幼な子われらに生まれ」(26日公開)のプレミア試写会に主演の浅野忠信(43)、共演の宮藤官九郎(47)ら共演者と登場。バツ1で再婚した母親役に「演じたことのない役。(作品を見て)今まで見たことがない自分がいて、面白かった」と充実感をにじませた。
映画は再婚相手の夫(浅野)と、自分の連れ子の仲がうまくいかない中で、新たな子供を宿した夫婦の物語。舞台あいさつで三島有紀子監督(48)も「今までと違う新しい田中麗奈が見られる」と評された田中は「うれしいです」と感激しきり。自身も「映画を見て(自分の姿に)“これは誰?”と思った」と明かした。
田中は昨年2月に5歳上の医師と結婚。撮影は直後の同年春ごろに行われた。浅野との家庭でくつろぐ場面では顔パック姿を披露。「結婚してまだ2カ月の時期。当時は顔をパックして夫の前に出るなんてありえなかった。でも今は、旦那さんの前でパックして髪の毛を乾かして台本を読んでいる」と新婚生活について笑顔で語った。
撮影中は共演者、スタッフらに中華スープを差し入れし、自身の子役・新井美羽(10)に弁当を手作りするなど母になりきった。「(新井を)娘だと思って。ロケで1カ月神戸にいて“何を食べているのだろう”と考えちゃった。おいしく食べてくれてうれしかった」とその時の気持ちも語った。