たけし&村上信五 “脱お笑い”で狙うは視聴率35% 池上彰氏も参戦
タレント・ビートたけし(70)、関ジャニ∞・村上信五(35)が司会を務めるフジテレビ系「FNS27時間テレビ にほんのれきし」の制作発表がこのほど都内で行われた。この日は放送が9月9日午後6時半に決まったことや、ジャーナリストの池上彰氏(66)が“アンカー”として初出演することが発表された。池上氏は、歴史探検を締めくくるフィナーレで、近代日本を揺るがせた事件に大胆に迫る。
脱お笑いで新機軸を打ち出す番組のラストピースは、名解説で時事問題に斬り込む池上氏に決まった。
池上氏はグランドフィナーレ「池上彰が見た たけしと戦後ニッポン」で、「3億円事件」(68年)、「ビートたけしフライデー襲撃事件」(86年)など5つの出来事を、たけしの人生とエピソードをリンクさせながら解説する。たけしは、「誰がだましたんだか…。池上さん、本当に気に入らないと出ないらしくて結構うるさいらしいよ」と池上氏の出演に驚いた。
今年は収録部分が多く、たけし、村上もすでに始動。これまでのところ収録でボケ倒しているたけしは、「しっかりやらないといけないな。今までの俺の収録は見せない方がいいかも」と自身も番組同様“脱お笑い”への意識を高めた。
総合司会のたけしとアシスト役の村上は、会見でも名コンビぶりを発揮。村上から「信長、秀吉、家康がミックスしたかのよう」と称えられたたけしは「私は歴史に残りますよ…芸能界の!後は芥川賞狙ってます。文化勲章、それと死ぬ前に国民栄誉賞とか」とノリノリ。村上の印象を「徳川家光」と語り、「そのうちジャニーズの大看板になる」と太鼓判を押した。
テーマ変更、初の9月放送と新たな試み満載の新生27時間テレビ。村上は「視聴率35%目指して頑張りたい」とブチ上げた。