のん 仁王立ちで緊張の歌手初ステージ「ありがとうございました」
女優・のん(24)が6日、東京・葛西臨海公園で開催されたライブイベント「WORLD HAPPINESS2017」にゲスト出演し、生の歌声を披露した。6月に「LINEモバイル」のスペシャルテレビCMで歌声を披露したことはあるが、観客の前では初のパフォーマンスとなった。
のんは歌手・コトリンゴの出演時にゲストとして登場した。コトリンゴはのんが主人公の声優を務めたアニメ映画「この世界の片隅に」(16年)の主題歌「悲しくてやりきれない」を担当しており、2人は知人同士でもある。
「この世界の-」は原爆が落とされた広島・呉で暮らす女性を描いた作品。コトリンゴは「きょうは8月6日なので思いを込めて歌いたいと思います」と「悲しくて-」を歌い始めた。ワンフレーズ歌い終わると「それではスペシャルゲストをご紹介します。のんちゃんでーす」と呼び込んだ。
のんは笑顔で観客に頭を下げると、ウィスパーボイスで「悲しくて-」を披露した。パフォーマンス中は緊張の面持ちだったが、歌い終わると安心した笑顔も見せ、観客に「ありがとうございました」と手を振ってステージを後にした。
のんは今月3日に「創作あーちすと」として新レーベル「KAIWA(RE)CORD」(カイワ・レコード)を発足し、本格的に音楽活動を開始することを発表していた。