小倉智昭、ブーイングのガトリンに「可哀想でしょうがない、号泣した」
キャスターの小倉智昭が7日、フジテレビ系「とくダネ!」で、陸上世界選手権の男子100メートルで優勝したジャスティン・ガトリンが現地で大ブーイングを浴びたという報道に触れ「ガトリンが可哀想でしょうがない。見ていて号泣しちゃった」と訴えた。
番組では、全世界が注目したウサイン・ボルトの100メートルラストランを特集。そんなボルトを破って優勝したのが35歳のガトリンだった。9秒92で世界最速の称号を奪還したガトリンだが、過去、ドーピングで4年間出場停止の時期があったことなどから、現地ではガトリンが入場したときからブーイングが浴びせられていた。
そんな逆境をはね返して優勝しても、やはり大ブーイングを浴びせられたガトリンに、小倉は「可哀想でしょうがない。見ていて号泣しちゃった」と寂しそうな表情。「35歳で、しかも4年間出場停止があって、ここまでカンバックするのにどれだけ彼が努力したか。1度や2度の失敗は認めてくれないのか」と訴えた。
更には「彼は病気の治療もあってドーピングに引っ掛かったという話もあったぐらい。4年間ブランクあって、アテネ五輪の100メートル金メダルランナー。凄い立派」と堂々の復活を称えた後「切ないね」ともう一度、ブーイングを残念がっていた。