国民的美少女グランプリ井本彩花さん「びっくり」うれし涙 目標は武井咲

 女優・米倉涼子(42)、上戸彩(31)らを輩出した芸能事務所オスカープロモーション主催オーディション「第15回全日本国民的美少女コンテスト」30周年記念大会が8日、都内で3年ぶりに開催され、8万150通の応募から中学2年・井本彩花さん(13)がグランプリに輝いた。京都出身者初の戴冠に涙の13歳は、クラシックバレエで京都市長賞を獲得した実力派。将来は「武井咲さんのような女優に」と輝かしい未来に胸をふくらませた。

 ファイナリスト21人(平均年齢13・62歳)が壇上に並ぶ中、女優・佐藤藍子(39)から名前を呼び上げられると瞳が潤んだ。「こんな私がグランプリを獲れると思わなかった。びっくりしたし、うれしい」。何度も涙を拭った。

 小学校1年から約7年間クラシックバレエを続け、小学校5年の時に出場した大会で京都市長賞を受賞した京都の美少女が、舞台度胸を発揮した。不得意な歌唱審査には不安もあったが、ZARDの「負けないで」を歌いきり、「緊張感に負けないように、この歌を選んだ。音程を外れても自分らしさをもって精一杯頑張りました」。苦手なジャンルにも真正面から向き合い、京都出身者初の栄冠をつかんだ。

 世界へ羽ばたく可能性を秘めたスター発掘を目指した今大会は出場者の実力が伯仲、選考は難航した。その中でも、「美少女の継承」という観点から井本さんが選ばれた。

 ゲスト出演した憧れの武井咲(23)との対面で夢は膨らむ。将来は「武井咲さんのような女優に」と羨望(せんぼう)のまなざしを向け、「(共演するなら)武井咲さんが学校の先生で私が生徒。授業を受ける設定がいいです」と具体的な構想まで披露してみせた。

 賞金300万円は出場を勧めた母親に渡すという真面目さで、オスカーの25歳まで恋愛禁止ルールにも「25歳までは恋愛しません」ときっぱり。事務所製作30周年記念映画などの出演が決まっており、今後はいちずに女優道を突き進む。

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