吉幾三 来年3月で「歌手引退」を発表 休業へ
歌手・吉幾三(64)が11日、フジテレビで放送された「ダウンタウンなう」に出演。芸能界デビューから45年を迎える来年3月に「歌手を引退」し、作曲などを含めた芸能活動を休止し、音楽の勉強のため、世界各国を回りたいとの決意を明かした。
ホロ酔い状態の吉は、ダウンタウンらを前に「ぼく(芸歴)45年でね、自分の人生終えようと思うんだよね」と切り出した。MCの坂上忍、松本人志が「辞めるんですか?!」と驚くと、「歌、歌うことをね」と歌手引退を表明した。
吉は1973年3月、「山岡英二」の芸名でデビュー。77年に「吉幾三」に改名し、自身の作詞・作曲による「俺はぜったい!プレスリー」を発売。大ヒットとなった。千昌夫をはじめ、作曲家としても多くの歌手に楽曲を提供し、CMソングなども多く手がけている。
番組では、「(デビューから)45年経ったら、旅に出たいのよ。南米とかキューバとか。(音楽の)勉強のために。いろんな音楽聴きたい。作曲家として。来年3月まで歌ってね」と歌手引退と休養の理由を説明。「ちょっと休ませてもらいます」と話した。
これまでたびたび引退説が流れている吉。97年のデイリースポーツのインタデビューでは、「30周年で歌手引退」の決意を明かし、「あと5年はがむしゃらにやる」と話していた。