宮迫、生放送で二股不倫疑惑を謝罪 「一線は越えていない」と“未遂”主張
9日発売の「週刊文春」で二股不倫疑惑を報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之(47)が11日、レギュラーを務めるフジテレビ系「バイキング」(月~金曜、前11・55)に生出演した。下心を持った上で女性とホテルで一夜を共にしたことは認めたが、「一線は越えていない」と苦しい言い訳。神妙な顔で反省の言葉を繰り返したが、途中から、浮気がきっかけで妻とさらに絆が深まったという“いい話”にシフトチェンジするなど、巧みな話術で生放送を切り抜けた。
番組冒頭、司会の坂上忍(50)、相方の蛍原徹(49)とともに登場した宮迫は、1人だけ、頭を深々と下げたまま。坂上から「大丈夫?」と問われると、顔を上げ、「来たくはなかったですけど、嫁に『行ってこい、お前』と言われていますので」と答えた。
「-文春」では、7月にタレントの小山ひかる(26)、30代の美容系ライターの女性と、都内のホテルの部屋で過ごしたと報じられた。宮迫はホテルで2人きりだったことは「事実です」と認めたものの、深酒した際にはホテルで飲み直すことがあると説明。女性も飲み仲間であるとした。
だが、「『もしかして、できるかも』と魔が差しまくった」と、下心を持っていたことは告白。「何とか頑張ってみたんですけど、『このご時勢にそれはダメですよね』とお断りされ、結局フテ寝をしてしまった」「それが3回繰り返されて、3回フラれた」と、あくまで浮気は“未遂”で、肉体関係には至っていないと主張した。文春に白黒を問われ「オフホワイト」と答えたが、この日は「グッ…グレー」と芝居がかった様子で話すなど、核心は濁した。
過去にも2度、週刊誌で浮気を報じられているため、妻からは「お前、何回目や!」と激怒されたといい、そこからは妻とのエピソードに話を転換。
「信じられないくらい怒られた」「こんなに反省したことはなかったくらい反省した」と恐妻家キャラを取り戻し、「『家族だから私は助けるよ』『屁みたいなもんや』と言っていただいた」と妻の懐の深さを強調。「一生かけて償う」としたが、坂上に「しばらくは控える?」とツッコまれていた。
「バイキング」放送終了後、フジテレビの関係者出入り口前には、不倫報道に初言及した宮迫を取材しようと10人以上の報道陣が集まった。フジテレビ周辺は現在、夏イベント「お台場夢大陸」が開催されており、地方からも多くの人が来ている。このため、出口付近には、報道陣に加え、宮迫を一目見ようと300人以上の一般の人も詰めかけた。だが宮迫は、蛍原らが使った出口ではなく、別の出口から局を“脱出”。報道陣とファンをがっかりさせた。