松本人志、お笑いトークは求愛ダンス 「もてたくて鍛えた」
ダウンタウン・松本人志が13日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10・00)に出演し、芸人の不倫について持論を述べた。
お笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之の不倫報道に触れた松本は、「不倫がいいか、悪いかはちょっと置いておいて」と自身の経験から不倫を分析。
「僕らお笑いの人間は、学生時代から女性にもてたくて、おもしろいことを言おうと、トークを鍛えて、やってきた。それがうまくいって現在に至る」と女性の気を引くために話術を磨いてきたと振り返った。
その上で「これは動物で言うところのね、求愛ダンス。ほかのオスができないようなダンス、こんなステップ踏めないという、声の出方とかで、ほかのオスよりも1歩先に出るというか、メスをどんどん寄せた訳ですよ。それがエンターテイナーだと思う」と力説した。
しかし、現在の状況はそれを許さないとし、「今の世の中、マスコミの流れは、そのダンスはどんどん磨けと、ただ、それでメスが寄ってきても交尾はするなということ。この矛盾を我々はどう立ち向かっていきましょう?不倫がいい悪いじゃなくて、我々は何を原動力に求愛ダンスすればいいのか?」と訴えた。
共演した小島瑠璃子は「簡単です。結婚しなければいいです」と指摘。松本は「僕は結婚するときにこんなに求愛ダンスしたらあかんって聞いてなかったもん。一生懸命、筋トレしているのに、何のためにしとるんかなって」とジョークでかわしたが、「この先のエンターテイメントが心配です。原動力がなくなるのはこの先どうなっていくんだろう」と話していた。