トム負傷「M:I6」撮影中スタント失敗 壁に激突
米俳優トム・クルーズ(55)が13日、英ロンドンで人気アクションシリーズ「ミッション:インポッシブル6(仮題)」のスタントシーンを撮影中、壁に激突して負傷したもようだ。トムはほぼすべての危険なアクションシーンをスタントを使わず、自身でやりきることで知られている。
米情報サイト「TMZ」が公開した映像によると、トムはビルの屋上からビルの屋上に飛び移るシーンを撮影していたが、距離が足らず、ビルの壁に身体を打ちつけた。
地面と垂直に1本、地面と平行に1本、計2本のワイヤー(命綱)をつけており、なんとか自力で屋上に這い上がったが、カメラマンの所にたどりつくと、倒れ込むように四つん這いになり、痛みをこらえた。
その後、自ら立ち上がったものの、足元はおぼつかず、ヨタヨタした足取り。ワイヤーで吊されるようにして元のビルに戻ると、スタッフに誘導され、右足をひきずりながら、奥へと戻った。ケガの程度などは不明。
毎回、驚愕のスタントをこなしているトム。シリーズ第5弾となった2015年公開の前作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」では、約1500メートルの上空を時速400キロで飛ぶ軍用機にへばりつく決死のアクションを披露し、話題となった。