渡鬼SPに天童よしみが出演 国民的人気ドラマに「すごく緊張」
歌手の天童よしみ(62)が、9月18日放送のTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャルに出演することが15日、分かった。
天童は昨年9月に放送された同番組の「2016年スペシャル」で、長年親しまれてきた番組のテーマソングに歌詞をつけた曲を歌唱。その縁で、今回は主題歌を歌うだけはでなく、女優としてドラマに参加することになった。
天童が演じるのは、角野卓造(69)が扮する小島勇らが結成している「おやじバンド」のメンバー・川上哲也の妻・華江。哲也を演じていた俳優・井之上隆志氏は、今年3月に下咽頭がんのため死去。そのため作中でも、病死した夫の生前のお礼をするためバンドメンバーの前に姿を現し、「自分も昔、歌でプロを目指していたこともあるので、テストの上でバンドに参加させてもらえれば一番の供養になる」と頼むという役どころだ。
天童は「今まで家族みんなで楽しく観ていた国民的人気ドラマに自分が出させていただくっていうのは、すごく不思議な感じです」とコメント。「(泉)ピン子さんや角野さんはドラマでなく、私にとっては本当に実在する家族なんです。その中に入っていくというのはものすごく緊張しました。以前から親しくしてもらっているピン子さんからは、『女優として出てよ。いつものように堂々と』なんて言われて、ますますプレッシャーがかかってしまいました」と振り返った。
なお、天童が唄う番組主題歌CD「人生讃歌~渡る世間は鬼ばかり~」は、16日に発売される。