ガッキー卓球映画にメダリスト全面協力!佳純&水谷ら現役6選手が出演

 新垣結衣(中)と共演した水谷隼(左)と石川佳純
 大学生ペアを演じた吉村真晴選手(左)と浜本由惟選手
 高校生ペアを演じた木造勇人選手(左)と伊藤美誠選手
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 女優・新垣結衣(29)と俳優・瑛太(34)がW主演し、卓球を題材にした映画「ミックス。」(10月21日公開)に現役の一流卓球選手が出演していることが16日、分かった。リオ五輪の男子シングルス銅メダリストの水谷隼(28)、6月の世界選手権の混合ダブルス金メダルの石川佳純(24)、吉村真晴(24)ら日本を代表する選手がズラリ。新垣は「もっとラケットを持ってくれる人が増えれば」と映画と卓球のブームアップを期待した。

 メダリストを含む本物の卓球選手たちが、映画に全面協力した。「ミックス。」は新垣演じる元卓球少女・多満子が、恋に破れて会社を辞め、戻った実家の卓球クラブを立て直す物語。水谷、石川、吉村各選手に加え伊藤美誠選手(16)、浜本由惟選手(19)、木造勇人選手(18)の計6人が出演した。

 水谷選手と石川選手は本人役で出演。多満子が元カレの卓球選手・江島晃彦(瀬戸康史)と出席したパーティーでにこやかに談笑する“演技”も披露している。

 新垣は2人との共演に「練習の合間を縫って参加してくれただけでもうれしかったです」と感謝。卓球の映画が作られることを喜ぶ様子に「すごい人たちなんだということを忘れてしまいそうなくらいフランクな、身近な雰囲気でした」と親しみを感じたという。

 伊藤選手とは、同じ出演シーンはなかったものの控室で交流。伊藤選手は「見せたかったんです-!」と持参したリオ五輪女子団体の銅メダルを首に掛けてくれたという。新垣は「この映画をきっかけにもっとラケットを持ってくれる人が増えれば、選手の皆さんに恩返しになるかなと思います」と作品のヒットが卓球の普及につながることを願った。

 選手たちも映画出演を楽しんだようで、石川選手は「お芝居もノリノリで女優向き」と監督に太鼓判を押され、「卓球の魅力がさらにたくさんの方に伝わったらうれしい」と笑顔。映画初出演の水谷選手は「(五輪と)どちらが緊張するかと言えば、圧倒的に映画です。断トツです。ガチガチでした」と苦笑い。吉村選手と浜本選手、木造選手と伊藤選手はペア役で試合のシーンに出演し、本物の技を見せつけた。

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