ユーミン“ゲス禁止令” 純愛テーマに夫・松任谷正隆氏が脚本・演出
シンガー・ソングライターの松任谷由実(63)が17日、都内の映画館で、ライブと演劇を融合した舞台「朝陽の中で微笑んで」(東京・日比谷の帝国劇場、11月27日~12月20日)の会見を開き、キャストに“ゲス禁止令”を出した。「純愛」をテーマにした、3年ぶり3回目となる帝劇公演。内容的にもスキャンダル厳禁とあって「純愛なので、その間は禁止令」と引き締めていた。
ユーミンが1976年に発表したアルバム「14番目の月」収録曲からタイトルをとった音楽劇は、500年後が舞台。「純愛物語」を描くシリーズで、由実が歌・ストーリーテリング、夫の松任谷正隆氏(65)が脚本・演出を手がける。
過去2回はユーミンが超高級な“座長弁当”を振る舞ったことも話題に。ユーミンによると、前回は「関西の懐石弁当を200個。空輸も考えたんだけど、確実に新幹線で。スタッフの往復の新幹線代もかかってるんですよ」と数百万円規模に及んでいる。
今回は帝劇初主演となる寺脇康文(55)から「流しソーメンか、職人が握るもの」、ヒロイン役の元AKB48・宮澤佐江(27)から「甘いものもお願いします」とリクエストが届き、ユーミンは「お弁当であらざるものを、ね」と思案顔だった。
今年に入ってから芸能界で不倫報道が相次いでおり、会見後の囲み取材で記者から「純愛の舞台なので、スキャンダルを報じられたら、お弁当抜きですか?」と聞かれたユーミンは「純愛なので、公演の間は禁止令」とニヤリ。スタッフがすぐさま質問を打ち切り、ピリピリムードとなった。