幸四郎「ジャニーズ気分」を満喫 「アマデウス」で初の舞台共演

 歌舞伎俳優の松本幸四郎が75歳の誕生日を迎えた19日、都内で行われた主演舞台「アマデウス」(9月24日~10月9日、東京・サンシャイン劇場)の製作発表に、共演のジャニーズWESTの桐山照史(27)、女優・大和田美帆(33)と共に出席した。ジャニーズ勢とは初の舞台共演。桐山からサプライズで花束を受け取ると、「ジャニーズWESTになった気分」とご満悦。大御所に緊張する桐山も「8人目のメンバーです」と掛け合った。

 来年1月に二代目松本白鸚を襲名する75歳は幸四郎としての“最後の誕生日”でジャニーズ気分を満喫した。

 会見終了後、緑のジャケット姿の桐山と15年9月の女児出産以来、初舞台となる大和田から花束とケーキが贈られると笑顔が弾けた。サプライズ祝福に「素敵な俳優・女優さんと一緒に最後の幸四郎の誕生日を祝っていただいた。ジャニーズWESTになった気分」。ジャニーズとの初タッグに今作ならではの楽しみを感じ取っていた。

 上演通算450回を迎える今回は、82年初演から演じてきた宮廷楽長・サリエーリ役と演出もこなし、歴代四人目のモーツァルトを演じる桐山と対峙する。桐山の演技は15年2月の舞台「ブラッドブラザース」を観劇し、目に焼き付けており、「達者な役者。普段は死んでていいから、舞台で輝いて」とエール。俳優・江守徹(73)らが演じた天才作曲家役で初の大阪出身者となった桐山版“浪速のモーツァルト”に期待した。

 一方、WESTのメンバーから「大丈夫?」と心配された桐山は台本の読み合わせでは、「幸四郎さんを前に100回くらいかんだ。第一の挫折を味わっています」と緊張を吐露。共演の重みを感じ取っている。

 これから厳しい稽古に入り、「『モーツァルトの目をしている』と言っていただいた。幸四郎さんに甘えたい。プライベートは死にます。舞台の上で輝きます」と大御所の胸に飛び込む意気込み十分。異色タッグが舞台に新たな風を吹き込んでいく。

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