Matt 桑田真澄氏を父に持つ葛藤 野球選手の兄に比べ…
元巨人投手の桑田真澄氏(49)の次男で音楽家・モデルのMatt(23)が21日、日本テレビ系で放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」に出演。偉大な父を持つ葛藤を告白した。
Mattは小学時代まで野球をしていたが、中学進学の歳、父に「音楽をやりたい」と告白。反対されると思ったが、真澄氏からは「自分の好きな道に進んでいい。その代わり、自分の努力は目標を持ってやっていかないといけないよ」とアドバイスされたという。
実はMattが憧れたのは、プロ野球選手としての父ではなく、リハビリ中にピアノを弾く姿。自身も独学でピアノやサックスを演奏するようになったという。
成長するうちに、芽生えたのは、父親は自分に関心がないのでないか?という思い。「(パパは)お兄ちゃんにはちゃんと怒る。同じ野球やってるから。僕にはそれはなかったので」と一度も父親に怒られたことがないことで、野球をやっていない自分に「興味があるのかも全然分からない」と関心がないのではないか、と葛藤してきたという。
その思いが払拭されたのは最近。真澄氏のディナーショーに演奏家として出演するようになってから。Mattは「本当に自由に生きさせてもらって、パパに感謝」と笑顔で語った。
兄・真樹さん(25)は父・真澄氏似の風貌で、現在はBCリーグの滋賀ユナイテッドベースボールクラブで外野手としてプレーしている。