藤井四段、公式戦通算38勝目 年間最高勝率記録更新へ一歩

 将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)は22日、大阪市の関西将棋会館で指された朝日杯オープン戦1次予選で大石直嗣六段(27)、竹内雄悟四段(29)を連破し、公式戦通算38勝目(3敗)を挙げた。

 今年度は28勝3敗。対局数、勝ち数、勝率(0・9032)で全棋士トップ。中原誠16世名人が持つ年間最高勝率0・8545(47勝8敗)更新に近づいた。

 次回の対局は24日、タイトル戦の棋王戦本戦でA級棋士の豊島将之八段(27)と対戦する。

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