お笑い芸人・レイザーラモンＲＧ（４３）が２３日、歌手・細川たかし（６７）公認のモノマネキャラ「こぶしたかし」に扮し、京都・伏見稲荷大社でヒット祈願ツアーを行った。

　外国人観光客の人気が高い同神社に、細川の個性的な髪型をまねて登場し、異彩を放った。取材に応じたＲＧは、外国人向けに「ジャパニーズ、レジェンドシンガーのヘアスタイルをイミテート」と自己紹介。カツラ疑惑もあった細川の髪形を「これはリアルヘアスタイル」と強調した。

　かつて関西でこっそりモノマネしていることが細川にバレて激怒された際は「正直、芸人終わったな…実家の畑を手伝おうか」とヘコんだというＲＧだが、公認を得た現在は、髪型にこだわる細川自らが、ＲＧの頭髪をカットしていることを明かした。

　「師匠（細川）にお会いすると、いつも『ちょっと長い』と切ってくださるんです。今の髪は、２週間前に切っていただいたものです」。一方でＲＧは、まだ細川の頭髪には触れたことがないという。

　年末のＮＨＫ紅白歌合戦出場を目論むＲＧは「１２月３１日は予定を空けています。もしかしたら、あるかも。この間もＮＨＫの音楽番組に出していただき、これは布石ではないかと思ってます」とニヤリ。今後、オリジナル曲「あるある酒場」「あるある節だよ人生は」を作って、さらにアピールするそうで、「紅白がダメなら、自分でネット配信します」と宣言していた。