高畑淳子から“口封じ”の平野リポーター「長年やってるが…」
女優の高畑淳子から舞台の製作発表会見で問答無用の“口封じ”を食らった芸能リポーターの平野早苗氏が24日、フジテレビ系「とくダネ!」で、口を抑え込まれた舞台裏を語った。平野氏は芸能リポーター歴35年だが「長年やっているが、口を封じられたのは初めて」と振り返った。
番組では、高畑が主演する舞台「土佐堀川 近代ニッポン-女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」の制作発表の様子を放送。偶然にも1年前のこの日は長男の高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕され、のちに不起訴になった日ということもあり、リポーター陣から遠回しにそのことを聞かれた高畑が、いきなりリポーターの口を抑え込む質問封じを見せ、話題を呼んだ。
この口を押さえ込まれたのがとくダネ!の平野リポーター。「舞台のこと以外は聞かないで下さいとキツく言われていたので、そこから遠回しで聞くしかない。主人公の広岡浅子さんは子育てにちょっと苦労した時期もありましたので、だったらいけるかなと」と、主人公の生き方に絡ませて質問しようとした瞬間に、いきなり高畑から口をふさがれる“力業”を食らった。
「(高畑の手に)口紅もついて、1、2秒じゃない、5秒ぐらい手をくっつけていた」と振り返り、会見の最後には、去り際に平野リポーターに「本当にゴメンナサイね」と謝罪してきたという。すぐさま平野リポーターは「私は私で謝って、まだ仰りたいことあるんですよね?と聞いたんですが、それは無言でした」と明かした。
一連のVTRを見た小倉智昭キャスターは「制作発表はよく見るけど、こんなに機転の利く女優さんいない」「この会見が流れることで、高畑さんの株がバーッと上がるかもしれない」と感心しきり。
今回の舞台は乳がん闘病中の藤山直美の舞台に代わって行われることから、平野リポーターも「直美さんのために盛り上げなきゃという決意もある」と推測。そして「長年リポーターをやっているが、口を封じられたのは初めてです」と笑いながら振り返っていた。