山崎貴監督 ノーラン監督に感服「勉強になります」

トークイベントを行った山崎貴監督(左)とクリストファー・ノーラン監督=東京・丸の内ピカデリー
トークイベントを行った山崎貴監督(左)とクリストファー・ノーラン監督=東京・丸の内ピカデリー
トークイベントを行った山崎貴監督(左)とクリストファー・ノーラン監督=東京・丸の内ピカデリー
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 映画「永遠の0」(2013年)などを手がけた山崎貴監督(53)が23日、都内で行われた映画「ダンケルク」(9月9日公開)のジャパンプレミアに出席し、同作のクリストファー・ノーラン監督(47)のテクニックに感服した。

 映画は第2次世界大戦中に実際にあったイギリス軍の撤退作戦を描いた作品で、ほとんどCGを使わずに撮影された。ノーラン監督が実は高度な書き割り(背景などを絵に描いたもの)を使用したと明かすと、CGを得意とする山崎監督はビックリ。「ちょっと勇気をもらいました。書き割りもアリだな」とアナログな手法を見直していた。

 ノーラン監督は、緊張感を持続させるために、陸上、船、飛行機の3つの視点の物語を用意し、それぞれが同じようにテンションを上げていく手法を取ったことを明かした。脚本自体もある音楽のスコア(すべてのパートの楽譜が並べられたもの)になぞらえて作り、次第に物語が盛り上がるようにしたという。

 「ダークナイト」(08年)や「インセプション」(10年)などを手がけた名手が次々と明かす秘密に山崎監督は「勉強になります」と最敬礼。「どんどん聞きたくなりますね」とイベント終了を惜しんでいた。

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