寛平 みちのくマラソンゴール 被災地に笑いと元気届け「来年も」
タレント・間寛平(68)が中心となって開催し、今年で6回目を迎えた東日本大震災の復興支援駅伝「KANPEIみちのくマラソン2017」が24日、最終日を迎え、最終走者の寛平が、岩手県宮古市の千徳小学校にゴールした。
寛平が被災地に笑いと元気を届けて励まそうと企画し、恒例となった駅伝イベント。今年は13日間かけて、福島-宮城-岩手の840キロを芸人ら46人がたすきをつないだ。この日午後、市民500人が集まった同校体育館にゴールした寛平は、お約束の「ア~メマ~」のギャグで歓喜。今年4月に木登り中の落下事故で、肋骨9本などを骨折して以降、初めてのマラソンだったため「きつかった」と苦笑したが、東北に向けて「ちょっとづつ復興に向かって頑張っているよね。僕らもちょっとずつ笑いを届けたい!来年もできるならやりたいと思います」と約束した。
今年は12日に、東京電力福島第1原発事故による一部避難指示が解除されたばかりの福島県富岡町をスタート。寛平に賛同する芸人38人、ゲストランナー8人が参加して過去最長となった840キロを走破した。最終日のこの日は、石田靖、山田花子らの芸人や、ボクシング元WBCスーパーフライ級王者・佐藤祥太氏が参加し、たすきをつないだ。