野際陽子さん、がん発見のきっかけは人間ドック 娘の真瀬樹里が明かす
6月に肺腺がんのために81歳で亡くなった女優の野際陽子さんのがんが見つかったきっかけは、人間ドックの診断の結果だったことを25日、野際の娘で女優の真瀬樹里がTBS系「中居正広のキンスマスペシャル」に出演して明かした。
野際さんが真瀬に「この間、検査に行ったらがんが見つかったの」と告げたのは2014年秋だった。その数日前、毎年受けていた人間ドックで「肺に影がある」と診断された。そのため野際さんは病院で精密検査を受け、結果「肺腺がん」と診断された。ナレーションでは「初期段階は自覚症状がなく早期発見は難しいとされる」と流れた。
医師は「まだ小さいので手術をして取り除けば問題ない」と手術をすすめた。ナレーションでは「奇跡的に初期段階で発見。このステージでの5年生存率は80%」と流れた。真瀬も「大丈夫だという医師の言葉を信じた」という。
それから3カ月後の同年12月。野際さんは家族や親しい知人以外には一切知らせず極秘で摘出手術を受けた。がんをすべて取り除くことに成功し、1週間で退院したという。真瀬は「びっくりするくらい回復が早くて」と振り返った。