ももクロ・あーりん 初の両国でちょんまげならぬリーゼント姿

 ももいろクローバーZの佐々木彩夏(21)が25日、東京・両国国技館でソロライブ「AYAKA NATION2017」を開催した。2日連続公演の初日。ロックンロールをイメージしたステージでは、発売したばかりのソロシングルからプレスリーのカバーまで、バラエティーに富んだ楽曲を披露。DJ KOO(56)が登場するサプライズもあり、「今年も盛りだくさんだったー」と大満足。6689人の観客も大熱狂だった。

 昨年の横浜アリーナに続く2度目のソロライブ。ジュークボックスをかたどった50年代アメリカ風のステージで、あーりんが華麗なダンスパーティーを繰り広げた。2日連続公演の初日のこの日は「男の子の日」と設定し、リーゼント風のヘアスタイルにジーンズ姿で現れた。

 国技館でのライブはももクロでも経験しておらず、この日が“初土俵”ならぬ初体験。会場内はイメージカラーのピンク一色だったが、あーりんは「みんなの後ろにお相撲さんが…」。場内に飾られている優勝力士の額に苦笑いした。

 ライブでは、ももクロメンバー初のソロデビュー曲となった両A面シングル「My Cherry Pie(小粋なチェリーパイ)」と「My Hamburger Boy(浮気なハンバーガーボーイ)」、エルビス・プレスリーの「監獄ロック」のカバーなどをロックンロールテイストたっぷりに披露。布袋寅泰(55)の「スリル」のカバーではエレキギター、YUI(30)の「SUMMER SONG」ではアコースティックギターで弾き語りを見せた。

 アンコールではゲストとしてDJ KOO(56)が登場。全力パフォーマンスに、本人も「今年も盛りだくさんだったー」と充実感いっぱいだった。

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