エイベックスが主催する夏恒例の野外フェス「ａ－ｎａｔｉｏｎ」１日目が２６日、東京・味の素スタジアムで開催され、男女６人組グループ・ＡＡＡが初のトリを務めた。

　６人は１３回目の出演にして、ついにヘッドライナーとして登場した。過去には日が暮れる前に登場することも多かったが、この日は夜空の下に姿を見せた。ファングッズが星のように輝く光景に宇野実彩子（３１）は「夢の真っ暗！ペンライト！」と歓喜した。

　５万５０００人で埋まる超満員。西島隆弘（３０）は「ステキ！みんなのペンライト！ありがとう」と、なぜかオネエ口調で感謝。夢舞台をかみ締めるように、ライブ初披露となった新曲「Ｎｏ　Ｗａｙ　Ｂａｃｋ」やヒット曲「恋音と雨空」など９曲を闇に響かせた。

　西島が短編映画を初監督し、日高光啓（３０）がソロで日本武道館公演を成功させるなど、個々の活躍も目立つ。９月には４大ドームツアーが待機。リーダーの浦田直也（３４）は「最高の夏の締めくくりになりました。ドームツアーの力になる盛り上がりでした」と、勢いをドームへとつなげる意気込みだ。