ブルゾンちえみ 24時間マラソンランナーだった 史上初の当日発表
日本テレビ系「24時間テレビ40 愛は地球を救う」が26日午後6時半に放送開始。番組史上初の当日発表となっていたチャリティーマラソンランナーがスペシャルサポーターのブルゾンちえみ(27)と明らかになり、スタートを切った。
午後8時40分頃、音声が入らない中継トラブル後にブルゾンが都内スタート地点に姿を見せると、武道館がどよめいた。女性10人目のランナーに決まると、「人生でこんなこと自分の人生で起きると思わなかった。戸惑ってますが、最後まで走りきりたい」と完走宣言した。
24時間かけて走行距離90キロの武道館を目指す大役は、出走1時間前にワゴン車内で知らされた。スタート前から瞳を潤ませるブルゾンの元には、第1回司会の萩本欽一(76)らが駆けつけエール。午後8時53分、“with B”のお笑いコンビ「ブリリアン」も見守る中、約6年ぶりの本格伴走という坂本雄次トレーナー(70)と共に駆けだした。
今回はラスト伴走の可能性がある坂本氏の「まだやっていないことに挑戦したい」という思いに応え、当日発表となった。7月30日放送「行列のできる法律相談所」内でランナー候補に挙がったブルゾンは8日間で走行距離108キロをこなし、3回目の練習は30キロを走破。陸上部だった学生時代から約20キロ増えた体と向き合った。坂本氏が「(メンタル面は)めっちゃ強い」と太鼓判を押し、ポテンシャルの高さと「走りたい」というやる気が買われ、スタッフとの協議で決定した。
ランナーのヒントとして出された「走る理由がある人」の種明かしはされていないが、「どうしても走っている姿を見せたい人がいる」という。特別な思いを胸に秘めた売れっ子が当日決定にめげず、武道館へと駆け抜ける。