エイベックスが主催する夏恒例の野外フェス「ａ－ｎａｔｉｏｎ」２日目が２７日、東京・味の素スタジアムで開催され、歌手の浜崎あゆみ（３８）がトリを飾った。

　１６回目となるフェスには皆勤賞。会場を回るトロッコや火柱が燃えるド派手な演出が許されたトリは最多１４回を数える。毎年ほぼ同じ時間に君臨する“午後８時の歌姫”が、今年も４万５千人を沸かせた。

　柵越しにファンとハイタッチし、５月からスタートしたツアーと同様に写真撮影をＯＫにする“神対応”。軍人風の衣装や浴衣姿など４変化し「最後までついてきてよ、東京！！」と「Ｆｌｙ　ｈｉｇｈ」「Ｓｕｎｒｉｓｅ　～ＬＯＶＥ　ｉｓ　ＡＬＬ～」など代表曲を１０連発した。

　２６日との２日間で全３０組が出演し、計９万人を動員。この日は、韓国の女性４人組グループ・ＢＬＡＣＫＰＩＮＫが初出演し、トップバッターを務めた。３０日に日本デビューを控えており、ロゼ（２０）は「まだまだ新人ですが、こんな大きなステージでできて感激してます」と語った。

　エイベックスは来年が創業３０周年。同フェスも規模を拡大したスペシャル版になる見込みだ。