北朝鮮ミサイル発射 テレビ各局も対応に追われる Jアラートで緊張感
北朝鮮が29日朝、ミサイルを発射したことについてテレビ番組も速報するなど対応に追われた。
日本テレビ系「ZIP!」では午前6時2分、通常ニュースから「国民保護に関する情報」として「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に非難して下さい」と画面が急に切り替わり、桝太一アナウンサーが「この画面は政府が緊急情報を国民に伝えるJアラート、全国瞬時警報システムです」と呼びかけた。
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、長野県と1道11県の対象地域に対して、「最新の情報では、東北地方に飛来の可能性があります。繰り返しお知らせしてます」と桝アナウンサーは午前6時18分まで何度も何度も同じ文章を読み上げ、緊張感を漂わせた。
フジテレビ系「めざましテレビ」では三宅正治アナウンサーが報道フロアからニュースを読み上げていると、後ろで急に非常ベルの大音響が響き渡り、ニュースを中断して「えー、ここでJアラートが発令されました」とミサイル発射を伝えた。
TBS系「あさチャン」でも同様に、通常ニュースを読み上げていた藤森祥平アナウンサーが、「Jアラートが発表されました」とミサイル発射の緊急ニュースを報じ、テレビ朝日系「グッド!モーニング」、NHK「おはよう日本」でも通常ニュースを中断して同様に緊急対応した。
さらにNHKは連続テレビ小説「ひよっこ」、「あさイチ」を放送休止してミサイル関連ニュースを放送。民放各局も、日本テレビ系「スッキリ!!」、TBS系「ビビット」など朝の情報番組も内容を変更してミサイル発射関連ニュースを伝え続けた。