北島三郎1年1カ月ぶりテレビ生出演 9月5日の「うたコン」で
昨年8月下旬に自宅で転倒して「頸椎(けいつい)症性脊髄症」と診断され、手術を受けた影響で活動を制限していた歌手・北島三郎(80)が、9月5日放送のNHK総合の音楽番組「うたコン」(火曜、後7・30)で、昨年8月6日のNHK総合「思い出のメロディー」以来、1年1カ月ぶりにテレビの生放送に出演することが29日、分かった。当日は会場のNHKホールでなく、中継(場所は非公表)で出演する。
北島は昨年9月の手術後、声は問題なかったが、歌唱時にふらつくなど安定しない時があるため、テレビ出演は事前収録の冠番組であるBSジャパン「サブちゃんと歌仲間」(土曜、前5・30)に限定していた。
それも懸命なリハビリで克服し、今年6月には体を支える台に頼らずに歌うことが可能となり、体調も安定したことから、生放送への復帰となった。
今後の活動は体調をみながらとなるが、今回の生放送復帰は、本格的な活動再開の第1歩となる。
「うたコン」には、手術前はほぼ月1ペースで出演。今回は昨年6月7日以来の同番組出演となるが、番組関係者は「演歌・歌謡曲界の大御所の方。体調をみながらになるが、万全なら、これからも、どんどん出演していただきたい」と話していた。