ベッキー、芸能界の“不倫ブーム”に責任感?「私はこの流れの初期だから…」
タレントのベッキー(33)が30日、都内で行われた、舞台「三途会 私の人生は罪ですか?」の発表会見に、主演のタレント・今田耕司(51)とともに出席。昨今の芸能界の“不倫騒動ブーム”についてコメントした。
ベッキーは昨年1月に、ロックバンド・ゲスの極み乙女のボーカル、川谷絵音(28)との不倫騒動が報じられ、今年1月までレギュラー番組の出演を取りやめるなど“謹慎期間”が続いた。それだけに「この舞台のお話をいただいたのは、まだまだお仕事が少ないときで、本当にうれしかった。1年後にこのお芝居があるんだ、という希望の存在でした」と話した。
その上で、副題に合わせ、不倫が「罪」とされている昨今の風潮について問われると、「私は…、本当に言える立場じゃないと言うだけで…」と回答。今田から「ベッキーにしか言えないこととかもあるでしょ?」と水を向けられても「『すみませんでした』という一言です」と殊勝な姿勢を崩さなかった。
さらに今田から「君はもういいんだよ。終わったから。代表者みたいに謝らなくていいの!」と突っ込まれると、「代表者じゃないんですけど」とようやく笑みを浮かべつつ、「この流れの“初期”だから…」と、不倫騒動の先駆けとなってしまったという自覚を示した。今田は「流れはずっとあったの!私が作ったこのブーム、みたいなんじゃないから」と大笑いしながら諭していた。
ベッキーにとっては今作が本格復帰後初の女優仕事で、舞台出演は14年ぶりとなる。主演の今田に対しては「(共演を)OKして下さったことが本当にうれしいです」とし、「全身全霊ぶつかっていきたいと思います」と強い意気込みを示した。また、稽古を前に「私は笑顔の印象が強いみたいで、私にとっての真顔が皆さんにとって怒ってる顔に見えるみたい」と話すと、今田に「大丈夫です。笑顔以外も去年、テレビで見てますから」と突っ込まれ、苦笑いを浮かべた。