山本譲二、高校時代は「毎日が甲子園辞退」 日常茶飯事の体罰振り返る
歌手の山本譲二が31日、フジテレビ系「バイキング」で、野球部に所属していた高校時代の体罰について「毎日が甲子園辞退だった」と、体罰が日常茶飯事だった当時を振り返った。
番組では、週刊文春で報じられた世界的トランペッター・日野皓正氏がコンサートで中学生にビンタしたとされるニュースについて議論。その中で、山本は野球部だった高校時代を振り返り「53年前。野球やってて毎日が甲子園辞退みたいな感じだった」と、今ならば即辞退となるような激しい体罰が繰り広げられていたと振り返った。
「だってたたかれるのは当たり前。たたかれに行くんだから。今日は叩かれなくて良かったなとか」と語り、「でも叩かれても親には絶対言わない。言ったら男らしくないと」と家族には体罰を受けたことを内緒にしていたという。
フットボールアワーの後藤輝基が「(体罰であって)暴力ではない?」と質問したが、山本は「暴力でしたね。酷かった」と即答。体罰を受けたことのない世代の横澤夏子らは口に手を当てて驚いていた。
山本は山口県の早鞆高校野球部出身。1967年には甲子園に出場し、代打で内野安打を放っている。